突然ですが、
ゴールデンウィークでしたね!
市内を移動していますと、世の中は連休中にもかかわらず、灯りがついている塾が多数ありました。
もちろん(&おそらくは)、ゴールデンウィーク明けにほとんどすぐに行われる中間テスト対策の授業を行うためです。
テスト準備は、他のお子さんが遊んでいるときに、早めに仕掛ける!!
*
やりがい搾取型?というとなんか違いますね、やりがい強要型の体質の経営者(ウチはホワイトだよと自称)が大半で、根性(&謎の思い付き)がルールを上回ることが多々ある塾業界の従業員にとって、5月のGW連休だけは一瞬だけ心身を休められる数少ないタイミングです。
しかし、現実は非情であり、5月の連休直後に中間テストが行われることで、
「このタイミングでお子さんを指導するしかない!!」
と判断せざるを得ないし、社風によっては、
「商機を逃すなああああ!!!」
という有形無形の指示が飛んでいるケースもあるでしょう。
魁は叫び声を上げたりはしませんが笑、中間テスト前にノンビリしている心境にはならず、もちろん「指導のチャンス+商機」との考えで、ほぼ通常通りか、少し多いスケジュールでした。
すごいな!と感じたのは、いわゆる個人経営塾だけではなく、店舗を多く出しているチェーン型の塾でも、灯りがついていたことです。
組織が立派であればあるほど、休日数の順守が求められる中で、内部でスタッフが恐らく何らかのやり繰りをして、お子さんのテスト準備をバックアップできるようにしたのだと予想します。
社員の立場にあって、連休のウキウキ感から、誰もが休みたい!と思うところをそのように努力しているのはガッツのあることだし、テスト準備と塾の休みが重なってしまったお子さんをケアしようという心意気が素晴らしい。
塾業界全体の苦境から、優れた者が残り、劣った者は消えていく「優勝劣敗」が確実に訪れています。
ただ、そのガッツから生まれた信頼感が、あの塾をきっと栄えさせるでしょう。
もちろん、人員にそこまでゆとりのない個人経営塾が懸命に指導をされているのだろう灯りも通常通り目にしました。