突然ですが、
家庭教師をやっていますと、生意気にもペンの書き心地や、咄嗟の状況に即応して色を変えお子さんのノート類を添削する際に、
「これはいい」
という手とペンの相性が合うメーカーやシリーズが、自然と決まってきます。
塾勤務時代に学生バイトさんに、
「このペンいいよね~~」
等と何の気なしに推し発言したところ、
「え、私はそうは思いませんけど?」
と、素直と言えば素直な答えが返ってきまして、普遍ではないのだと認識しました。
所詮は個々人の感覚のようです。
「弘法は筆を選ばず」と言えるような、熟達した書き方ができるレベルに魁はないので、推しペンは決まっています。
ご参考:パイロット ジュースアップシリーズ(魁には最高です!)
良い点は、
- 書き心地や色の生え方(+ノック時の感触と音)
- 替え芯が利き、同じ本体で延々と使える(インクの消費は大変なハイペースです)
- キャップなしタイプでかさばらない
が計算し尽くされていて、魁の手元の環境にはマッチしています。
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思い返すと、ジュクのニンゲンには机上整理がひどく苦手な者が多く、乱雑に書類が積み重なっていたり、ボールペンにしても、
「ボクのお気に入りなんですよーゲシュシュシュシュ(⇐笑ってる)」
等とわかったような顔で述べながら、インクの有無も把握できずにいたずらにまとめ買いをしたり、キャップが所在不明になって干からびていたりと、だらしない人間性がはっきり出てしまっているような輩が複数名いました。
魁自身、整理整頓が得意ではないにしても、度を越したダーティーさの「センセー」が多過ぎ、
その割には、お子さんの提出物忘れに怒り狂って、
「ちゃんと整理しとけや!!」
等と喚くような、滑稽な矛盾を抱える光景をよく見ました。
製品に対するリスペクトがゼーンゼン乏しいのが、実に見苦しかったです。
(イメージとして、手帳にとにかく付箋やらなにやらゴチャゴチャ付いている、”手帳に使われている”ような、ズレた感じの生き物たちでした・・・)
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さて、そのようにペンに対して高らかに語った魁ですが、何と、先週末あたりから、今指導しているお子さんのどなたかのお家に、
赤のジュースアップを
置き去りにしてきた
ようなのです!
今週各ご家庭を回りながら、
「わたし、ペン置いてかなかった???」
という情けない質問から、指導をスタートしております!!!
同時に気づいたのは、同じジュースアップを自宅で使用しているお子さんが多いことです。
すなわち、魁から
「これ…!まさか私のでは???!」
という期待に満ちたダサ質問が飛び、
「いえ、ぼくの、わたしのです」
という、遠慮がちなお子さんの返答で魁がガッカリする…という展開が何度か繰り返されました。
魁の心情変化は自業自得なので放っておいて、さすがパイロット!ご家庭にも十分普及しているようです!