さきほど、
明日の公立高校一般入試に必要な指導を終えてきました。
恒例で、お子さんには「がんばれ」「落ち着いて」系の言葉はかけませんでした。
(保護者の方が言うには問題ないのですが、塾サイドの人間が発するにはあまりにも勘違いな言葉なので)
ラストの1分まで、お子さんの長所が伸び、短所が縮減するポイントを選びながら指導でした。
指導でしたというより、最後ここ2回くらいはお子さんとの知見の確認作業でした。
ペースよく指導が進んでくると、通常入試の日が近づくごとに「やるべきこと」が目途が立ち、片付き、減っていきます。
よって、私が何かを教えているというより、お子さんと共同で課題の解決に取り組んでいる風景であったと俯瞰します。
魁の指導が元来そうなのですが、お子さんの本気度が高まったことで、よりはっきりしました。
入試問題を前にすると、あれもこれも!と気持ちが高まってくるかもしれません。
が、「とにかく目の前の1問に集中すること」をお子さんには伝えました。
今のあなたの実力であれば、十分周囲のライバルと勝負になります。
解く順番や会場の時計はさすがに一瞬気にする必要があります。(生物の呼吸と同じ)
ただし、一度に2問の問題を解けるほど、人間の脳はマルチにできていません。
ここまで共に確認してきたように、「この一問」が解けることに集中して、
あなた自身
ひとつ解けた!(よっし!!)
という小さい悦びが積み重なるうちに十分な得点をGETできると、魁が受け合います。
では、
そのままのあなたで、いってらっしゃい!