突然ですが・・・
かつての同僚(と言っても一回り程歳が離れているんですが。。もちろん魁より若いです)と近況の連絡を取り合っていたところ、これから今いる塾?に退職届を出すということを聞きました。
思い返すと、初対面の時から他にいたスタッフにはない「この業界に向いている何か」を感じ、話し方が聴くものを惹きつける印象が強い人物でした。
当時、さらに話してみると、大学で立派に教員免許も取得したとのことで、「ちょっとジュクにはもったいない人材では」というのが実際の思いでした。
案の定、早々に能力を発揮し、非常勤スタッフのような立場から、あっという間に校長に上りました。
しかし・・・
現実なので何度も書いていますが、ジュクの経営者というのは自分を語ることが大好きかつ「教育サービスの現場を軽く見ている」不調法者ばかりです。
聞くと、外には出せない心無い言葉を長期にわたってかけられ続けたようです。
難所の校舎のマネジメントを投げつけられ、成果に結びつけていても、
「もっとだもっとだ!売れ!売れ!おれの頃なんかはなあー(以下略)」
という一方的で根性論、具体性のないオコトバに、
「あ。この人は現実を見てないんだな(こんなに小さな組織なのに)」
と都度ガッカリしてきたそうです。
意味不明かつ感情的に責められるたびに、慕ってくれる自校舎のお子さんとハツラツと過ごす自分とのギャップに悩んだ。
さらに今の心情を聞くと、、
社内に尊敬する人はいない、年上を見ると、数年後にこうなりたいと思える人物が一人もいない。(かつて多少はいたが、すでにさっさと退社していった)
社長の周囲にギャグマンガかと思うほどの太鼓持ちがチョロチョロしているが、しかしヨイショの甲斐なく結局虐げられている。
今日の社長がどういうテンションかわかりませんので・・・!と従業員同士のラインに警告メッセージが日々流れてくる。
人生の時間がもったいない。
この損している感じに耐えかねる気持ちが、この数年積もってきた。
いざとなったらと、彼は相当に調べたようです。
雇用契約書?の穴や、内規の問題点を洗い出して所定の役所(複数)に話を入れてあり、この2年間の勤務実態その他をもすでに様々な媒体で記録につけてあり、圧をかけられたり、ことば遊びでも不愉快に感じる慰留をされたら、法の下での「銭闘準備」(彼独自の表現で、ここは思わず笑ってしまいましたが)が完了しているとのこと。
証拠品は大事ですね・・・。
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魁は御大層なアドバイスをできるような人間ではありませんので、彼の言葉を「すぐやれ」とも「待った方がいい」とも言いかねましたが、すでに意は決しているようです。
宝の人材を、ここまで末期に腐らせたのか。。。感謝を忘れたのだろう。。。
せめて、「退職届」でなく「退職願」にしときなさいと伝えました。
あと、社労士の方と弁護士の方が必要になったらご遠慮なく言ってくれるように話しました。
ついでに、「自分で開業すれば?」などと無責任に言ってみました。
ひとまず、常にカバンに「願」の込められた書類を忍ばせて、叩きつけるキッカケ待ち・・・とのことです。