突然ですが、
読者さんは作文するのはお好きですか?
お子さんはお好きですか?
8点を10分以内にgetできるか
中学三年生の指導において、この時期になりますと、魁は毎週のように作文添削を行っています。
「作文をまともに指導できるスタッフがいるか?」というポイントは、その塾がまともに受験指導をする体制をとっているか、はっきりわかる瞬間です。
というか、作文の指導を(委託業者などを介さず)即時その場でできないのであれば、その塾はハリボテですので、転塾のお手続きを。
逆に作文添削講座を開講できるなら貴重な価値が生じ、「作文は・・・ゴニョモニョ」と逃げる凡百の自称塾に対して、有料でバリバリ指導する勝ち抜ける塾として受験生の悩み解決に大いに貢献できるでしょう。
時期は今がジャスト!(いや、ちょっと遅いくらいか)
香川県の公立高校受験において、プラス診断テストにおいて、「国語50点満点」に対して、作文は8点分。「試験時間50分」に対して、使える時間は10分が限度です。
国語はかなり忙しいテストです。
「物語文の長文」「古文」「説明系文章の長文」の後に「250文字前後の作文」が来ます。
作文より前の3題はもちろん初見の文ですので、読むだけでかなり時間を消費します。
目指すのはもちろん8点中の8点。
10分で完了です。
作文の指導が一定の基準でできないジュクならば、国語の8点捨てろと宣告しているようなものです。
とはいえ、
かなり書きづらい作文の出題も存在しますが、
- 書き出しから、一度段落を変えるまでの流れ
- 見落として知ってしないために見るべきポイント
- 二段落目の書き終え方
はパターン化しており、指導すること自体が異様に難しい!!ということはないように思われます。
問題点は添削にかなり時間を使うことと(魁は早いですが)、お子さん毎に何をどう指摘したら「点が上がる(厳密には、失点しないなのですが)習慣がつくのか」です。
診断テストの「正答とねらいや考え方」の国語の欄を見ますと、採点の注意事項や模範の作文例が載っています。
ただし、これをお子さんに読んで伝えても、例文を写させても、作文は向上しません。
要はそれをお子さんの動きにどう反映せるかが指導の最重要点です。
まさに、塾の人の腕の見せ所です。
最初の問い
お子さんに「作文好き?」と聞くと、90%超は「キライ」と答えます。
聴く魁もわかって聞いています。
でも、「ほとんどの皆が嫌がる作文を、満点にできたら」それだけで他の受験生より優位に立てます。
同じようにお子さんに敬遠されがちという点で言えば、数学の証明の指導に時間を延々と費やすより、実ははるかに近道で、配点もちょっと高いです。
保護者の方は、明日、お子さんの塾に営業開始と同時に電話され、「作文の指導計画」についてお尋ねされてみてください。