突然ですが、ラストに次回予告を載せます。

中間テスト
↓
診断テスト
↓
期末テスト
と受験生(中学3年生)には気の抜くタイミングがなかなかない、短いスパンでのテストラッシュが等しく訪れていますね。
実際は気が抜けない状況だけど、都度気が抜けてしまっていると思われますが。(お子さんは)
「診断テストって実力で受ければいいんでしょ?通知表にも関係ないらしいし」
(=特に準備要らないよね??)
と、言うお子さんもいれば、
「診断テストか・・・、問題渡して解かせときゃあいいだろ!」
という対応の塾もあると聞いております。
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診断テストのような「各科全範囲」かつ「初見の出題にその場で対応」のテストは、確かに”準備のしようがない・・・”という方向に考えが行きがちです。
(塾によっては、6月の対策をワザと甘くし、9月を意地でも得点させて・・・と意図的に差をつけて、夏期講習の成果を強調しようと画策している…という聞くに堪えない話もあります)
診断テストの出題をピタリ!と当てることはなかなかできるものでもありませんし、そもそもヤマハリをして準備をさせ、ヒットした場合に点数をバブル状態にさせることに、魁は共感しないです。

塾に勤務していた時に、やたらと「効率よく~~」を要求される母親さんがいました。
「うちの娘、夢は決まってるんです~。だからムダのないように勉強をさせてあげたいんで~~」
そういう志向の方は、お手ごろにバブリ~~な気分に浸るために「ズバリ完全予想!!」的なことをウリにする塾に通われればよいと思います。きっとマッチしてハッピ~ですよ。
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魁は、できる準備は目いっぱいした状態で6月から診断テストは受けていらっしゃい!と指導しています。
つまり、準備するといっても広~~~~い範囲表と睨めっこをしながら、場合によっては旧学年の苦手単元をじ~~~~~っと理解しなおすという、砂漠の中でジリジリとオアシスを探すような心理の勉強を経験することになります。
なかなか厄介な取り組みですが、それが(そのジッと自分の弱点に向き合う姿こそ)受験勉強なのではないでしょうか???
診断テストを受ける意味は、「受験に挑む態勢を小刻みに体感しておくこと」です。
その感覚が積み重なっていくことは、予測が当たってのバブリーボーナス得点よりもはるかに価値があると魁は感じています。
どこの範囲を準備して、どこが足りなかったのか?
覚えたつもりだったが、診断テストの問題を見てどこでつっかえ、力を出し切れなかったのか?
なーんにも準備せずに×をもらうより、限られた時間の中で準備すればするほど、お子さん自身が行った準備がどう得失点に跳ね返ってくるのかを確かめることができますので。
次回予告
「なぜ●●塾に限って、保護者さんの悩みに、”もっと見たな?!”しか言えないのか」という内容で、次の週末土日のうちに記事を投稿予定です。
ある高松市内の塾に通っている保護者さんからの実際の悩みにお答えする内容で、間もなく推敲に入ります。
チラ見せ・・・
“y=a×X²+b”
という簡単な数式が出てきますが、超わかりやすく説明します!!(1次関数の誤打じゃあない笑)
伏せ字の部分はもちろん、ご相談の内容の通りに文字が入りますので。