今気づいたこと

タイフーン襲来!その時、貴塾は・・・?

今日は、「天候による休塾日」にまつわるお話です。

突然ですが、

「跳んで埼玉」という映画を見た際、私の出身地の埼玉県が、関所を通過しないと東京都内に入れないというほどの異郷の地として面白くディスられていて、爆笑しつつ懐かしさを感じました。(鑑賞は公開当時、香川県内で上映されているのを観ました)

埼玉ポーズのイラスト
ヤングメン「ちょっとブクロいってくるわー」
長老「ななに!?ムラをあげての壮行会じゃあー!!」
聞きつけた村民「おおおー!!」
 
※池袋(=ブクロ)は東京都豊島区です。

先日この作品の続編の制作決定というニュースを聞きましたが、

「ヒット作の続編は、どうしてもつまらなく思われがち」

とのジンクスがあります。前ヒット作の分、お客さんの期待度のハードルが上がっているからです。見終えた後に、

「うーん、悪くなかったけど、無印(1作目)の方がよかったなー」

といいがちであると。

  • 「ジュラシック・パーク」
  • 「ダイハード」
  • 「ゴジラ(1954年日本)」

・・・、パッと思い浮かべても1作目が偉大過ぎると、2作目がシブい評価を受けているかもしれません。

さて、

「跳んで埼玉」を観ていて、埼玉県民しか反応しないネタが冒頭1分から仕込まれていて、出身者の魁だけ、周囲のお客さんと関係ないところで盛大に吹き出し笑いをかましてしまいました。(ヒント:79.5)

埼玉県民しか反応しない情報があるように、香川県民が死活問題として気にするのが、

「早明浦ダムの貯水率」

ですね。

魁が香川にきて間もなくの頃、

「香川県民は高知県民に頭が上がらないんですよ、うどん茹でられなくなるから~」

と高松の人から冗談ぽく何度か聞きまして、初めはピンと来なかったのですが、以来ツイッターで常に貯水率の情報が入ってくるようにしてみました。

ここ数日雨が続いていますが、早明浦ダムの貯水率は、雨の前は61%くらいまでジワジワ下がっていたのが、95%近くまで回復してきているようです。(取水制限も一時解除)

この雨は、山陽ー瀬戸内の山脈に挟まれた高松でもかなりの降り方をしています。

こうした台風などの悪天候が予想されるときに、塾の社員時代に一番懸念したのが、

「お子さんの安全確保をしたうえで、最接近時には授業をできるのか」

ということでした。

今でしたら、魁がご家庭にお伺いするケースがほとんどですので、強風だろうが、豪雨だろうが、私が移動していけばいいわけです。

雨でずぶ濡れの人のイラスト
こんな状態で玄関あがるわけにはまいりません。
(注・魁はデカめのおじさんです。)

しかし、当時は違います。

お子さんが強風と大雨の中通塾してくるのは、単純に危険です。ビショビショで校舎に上がって、エアコンで風邪をひくかもしれませんし、設備も濡れます。

保護者さんが車で送迎されるといっても、内心「授業やるの??はーやれやれ」とお思いかと。

一方、

(「そんなん塾の中の都合じゃん」と思われるでしょうが、)塾の社員側としては、

「振替授業の設定はできるのか」

「振替授業にスケジュールが合わないお子さんのケアは手が回るのか??」

「とにかく全家庭に連絡を入れなくては!!」

など、その日は(=その判断・連絡をする日は)いつもとは異なる緊迫が訪れます。

ポイントになるのは、

「どういう決定でもいいから、とにかくサッサと告知すること」

にあると魁は思います。

・・・実は、天候というのは読めないもので、「〇〇日は台風接近に伴い完全休校します」と早々に決めておいて、当日台風がそれて、風がそよいでいる快晴になってしまったことがあります。

当日は「あちゃー」という気持ちでいっぱいです。

いろいろな天気のマーク
「台風一過」は憎いほど晴れますよね・・・

しかし!

早明浦ダムの貯水率を魁が心配しても、1滴の水も溜まらないのと同じで、事前の天気ニュースで

”大荒れじゃあー!!”

と注意報や警報の出ている台風が、当日直撃するかどうかを案じても、何も変えられないのです。

だとすると、モタモタ進路予想図を眺めていないで、「危険が予想されますので、休みます!!」と近隣の各塾さんより最速で告知をしてしまうのは、拙速ではなく「迷っているムダ時間をなくして次に進む」という点で、有効な判断だと魁は思います。

台風であれば、校舎の上空で停止して何日も何日も天候が暴れ狂うことはないはずです。

そして、

お子さんと保護者さんにもそれがより「優しい」決定です。

「明日の晩は大変なことになっていそうだけど、塾はあるのかしら??」

と、心配されたり、送迎関連の手配をされたりするのは精神も時間も消費します。

お子さんだって、台風の気圧の変化や雷雨の雰囲気にソワソワしやすくなります。いつも通りの学習効果があげられるかどうか、微妙です。確実にいつもの状態ではない。

かつて、魁が塾の社員時代に、授業運営の責任者が、

と・に・か・く!判断が遅い!!

ことがありました。

「(パソコンを見つめながら)ううーん、魁くんはどう思う??」

「とにかく早く決めるべきです」

「ううーーーん、(色々な塾のホームページをハシゴして対応を見比べながら)午後3時まで(あと3時間)待ってみましょうか・・・」

3時間待ってみて、何か変わるのでしょうか?

いえ、単に保護者さんとお子さんの3時間をムダにしただけだったのです。

結局、「その日は休校 + 振替実施」という(3時間前と同じ)連絡をすることになったのですが、数日後、お休みになったお子さんの保護者さんと立ち話をする機会がありまして・・・、

「実はあの日、前乗りしようと思って、子どもと近くのホテルを予約していたんです。あと少し連絡早ければ、キャンセル料かからなかったんですけどね・・・」

熱心な保護者さんでしたし、いつもニコニコされている方でしたが、この時ばかりは正直、

「おせーよ…」

と思われたのが、表情からハッキリわかりました。

ダムも台風も、コントロールできません。でも、お子さんの安全と保護者さんの心配と苦労は、塾がサッサと判断すれば、危険やムダを防ぐことができます。

授業があってもなくても、早いのが一番。

休む場合、振替授業は、塾側の工夫次第ですが。

(魁は2011年当時、東日本大震災の影響で長期間の輪番停電で休校⇒振替の対応が延々と続いた経験から、1日で慌てることないと思います。入試直前なら、ちょっと悩みます。)

「あのー、明日は台風来るみたいですけど、授業はやるんですか??」

と保護者さんから確認の電話が来たら、負けです!

ABOUT ME
sakigake2020
意外と若いおじさんです。 元某塾教務部部長。 香川県高松市在住。 とてつもなくいい人です。 Twitter @sakigake2020 LINE公式 @skj2020 県立高校受験と私立中学受験を10年超指導。 校長を務め、卒業生の第一志望校合格率は94%でした。 プロ家庭教師として、高松市に2021年春開業。 伝説的な「教育県」である香川県にて、持てる技術をフル活用して指導中。 このブログ記事で、お子さん&保護者さんに向け、今想うことを発信しています。

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