コンピューターか、人か?
突然ですが、
魁の事務所の近くに年季の入った個人塾さんがありまして、近隣ということで「夏休みの塾生募集折り込みチラシ」がポストされていました。
おかしな横文字の入ったような塾名ではないし、高額な予算をかけたチラシとも異なりますが、その塾の良さが読む方に伝わるチラシでした。
「何をするか」が明示されていて、経営者が現場をわかって文字を興しているのがわかります。
その方の能力や人柄が読み取れるので、こういう塾ならきっと成果が出るのではないか?と思わず期待してしまいました。
どういった学歴+経歴の方なのかも明記されていたのですが、そのチラシの文言のレベルとマッチして、
「こういう人が”教員免許所持”と書く分には違和感ないな!」
と納得しました。
これまで魁は、塾業界の人間が(教員になれなかったのに)「教員免許持ってます~ウフフ」みたいにチラつかせているのがペラくてイタくて、繰り返し嘲笑してきたのですが、それはきっと所持している人によるのだと今回実感しました。
こちらがそのチラシの転載画像です。(ウソです。画像はいつも「マッスルプラス」さんから)*
定期的に、大企業さんらしく、たか~~い費用をかけたジュクチラシがローラー的に投函されていることがありますが、血が通っていないというか、何が良さなのかがボンヤリしていて、
「すんげーお金がかかっているんだろうけど、なんともったいな・・・」
とリアクションせざるを得ません。
おそらく、
「現場や商品をよくわかってない人が作った(経営者・言われた部署の人・外注の業者さん)」
「大規模なジュクさんなので、具体的にサービス内容が記載しきれない(程があるけど)」
「AIのお世話になっている」
のいずれか、あるいはミックスの結果でしょう。
さて、
AIの進化が著しく、なんとなく視覚に入ってくる「画像、映像、文章」も私たちの想定を超えた出来をした作品が、見ようと思えばいくらでも見られるようになりました。
ただし、(魁がハイレベルなAIの成果物に出会ったことがないだけかもしれませんが、)
「あー、これフェイクだね、AIでしょ」
と何となく気づける違和感が、今のところ感じられます。
(半年後にはその違和感も無くなっているかもしれませんが)
その違和感は「ここがこうだからAIだ」という言語化、文字化がひどくしにくく、感情的で感覚的な表現をすることしかできません。
「血が通っていない」「妙にでき過ぎている」
といった言い方になるでしょうか。
早々にその「妙な違和感」も調整+克服されることでしょう。
血と心の通った近隣塾さんのチラシと、ボンヤリした大企業のジュクチラシにも同じような差異があります。
ただし、そのいずれが良いのか?を決めるのは、あくまでご家庭です。さて、「教育サービス業界」とAIです。
塾、家庭教師はお子さんを担当する人に依存するところが大変大きいです。
「デカい塾だと思ったら、ダメなセンセーだらけ」
「所詮は学生バイトジュクだったな、プロじゃない」
「ベテランだのプロだの言うから頼んだけど、期待外れ」
という不満は容易に想像できます。
魁が言われるとしたら3つ目です。
そして、いずれも人スタートです。
問題集がどうとか、設備がどうとか、システムがどうとかは大きな問題にはなりづらいです。
合うか合わないか?という人同士の問題もあれば、この業界の人間が「センセー」と名乗るには笑っちまうような、未熟でトンチンカン人間(+プライドだけ高い)が多いことも深刻な問題です。
そこで、
ここ最近耳にしますのが、
「AIでの指導を基に、人間がフォローする」
という教育サービスの大部分をコンピューターに譲った指導スタイルの塾が出てきたことです。
実際高松にもありますね。
「人to人」だ!
というポジションでプロ家庭教師を開業している魁からすると、
「何がAIじゃ!代替できるもんかいなーーーーーー!」
と燃え尽きるまで批判すればいいことと、一見思われますが、実はこの魁、肯定的です。
いいね!と思っています。
*
「AIが人の仕事を奪う!未来は大変だ!」と嘆く人がいます。
目が覚めたら「あなたはネオよ」と呼ばれました。そういう方はそういう方で「巨大な人工知能」と満足するまで闘っていってほしいですが、
圧倒的な情報量のものを、早く正確に準備するという点について、人間がコンピューターの足元にも及ばないことは、AIを危険視する方にも理解できるでしょう。
例えばで挙げますと、
「膨大な症例と治療法と投薬の実績」=お医者さん・薬剤師さん
「同じく膨大な事件と量刑の判例、根拠となる法令条文」=裁判官・検察官・弁護士
はいずれも情報の処理において間違いが許されない職業かと思います。
目の前の患者さんなり、案件なりに、記憶違いや気分の上下を極力排除して応じる必要がります。
最終的な決定は人間がするとして、情報処理の段階ではAIが最適な働きをするのではないでしょうか。
教育サービス業も同じ「失敗は許されない」のはずなのですけど、そうは思っていない業界の人間をたくさん見ました。
その点で言うと、AIには波がない。(起きづらい)
未熟な人間が分厚く存在してしまうせいで、
「ハズレの人」
とあたってしまう恐れの多い塾業界の欠点を一足飛びすることができます。
少なくとも「よくわかっていない教室マネージャーが、経験不足のバイト講師にいい加減な指示出しをして組まれた受講プラン」という、一番ドツボのドロブネを回避することはできると思います。
魁から見たAI指導には、決して克服できない欠点が1つあるのですが、それはここでは書きません。
具体的な「AI学習塾」のセールストークは、それぞれの塾さんに読者さんがお問い合わせしてお調べになればよろしいかと。では、今日も指導に行ってまいります!