突然ですが、
先ほど、公立高校入学試験(一般)に向けて、必要な指導を終えてきました。
もしも過去の記事に遡って読んでいただきますと、毎年、入試に挑むお子さんに、魁が「ガンバレ」という言葉をかけないことがお分かりになるかと思います。
そしてその分、年毎に、またお子さん毎にどのような言葉をかけるか、(ただし単に煽てるのは間違いの素です)脳の言語野を動かします。
極端な話、塾だろうと家庭教師だろうと、言語という「音声情報」を発する、あるいは書くことで仕事をしています。
ご家族が「ガンバレ」という言葉をかけるのは自然だし、それ以外にかける言葉が出てこないとしても何ら問題ないです。
一方、「言葉を仕事にしている」教育サービス業の人間が、「ガンバレ」程度しか言えないとしたら、怠慢以上にあっぱれな無能兼無責任です。
振り返ってみますと、新人~数年間は、受験の指導を終えてから「あーすりゃよかったこーすりゃよかった!」と「うまくやれた」との思いが混在することが多かったのですが、今はそのようなアップダウンはありません。
さて、
「ガンバレ」等と魁ごときが言葉でツベコベ命じなくても、十分に明日戦える力と成長性を貴方たちは持っています。
「これでいいのか」と迷う気持ちや、「まだ不完全かも」という不安感が襲ってくるかもしれません。
緊張してもいいんです。それだけ真剣だっていう証です。
「見たことがない問題が出た!」は隣の席の受験生も一緒です。(近い未来、高い確率で、受験校での貴方の同窓生になるその子もです)
「見たことない」と言いましても、去年までと同じ問題は出るわけないんで、よく考えたらそりゃ~~そうです。
日和ることも、油断することもなく、「ただ金メダルを目指すプロスポーツ選手のような気持ち」で、あと2日を過ごしてくれたらと、後輩たちを指導しながらも、応援しています。
